2010年8月21日土曜日

日テレ「Oha!4」の花


日テレのOha!4』をご覧になったことがありますか? 朝4時~5時20分という早朝の番組なので、なかなか難しいかな?ここのスタジオには小原流の先生方が生けられた花が飾ってあります。(Oha!4のHPにスタジオのお花というコーナーがあり、バックナンバーもご覧になれます。)
今日は花友達と一緒にその生けこみをしている先輩のお手伝いに行ってきました。(写真にちょっぴり写っているのが先輩)
仕入れは青山のFUGAで。
    
花の仕事は一見華やかに見えてとても地味…裏方の仕事です。
収録が終わったスタジオはガランとしていて人気はなく、そこでの作業…でも、生花がない空間と生けられた花がある空間では明らかに空気が変わりました!やっぱり花はいい。。。一仕事終えた3人は満足顔でスタジオを後にしたのでした。
水曜日のオンエアまでテレビの前で楽しめます。
ぜひご覧になって下さいね。
  
花:
サンタンカ、ベニスモモ、チュベローズ、カーネーション、クルクマ、マンサク、
ドラセナ2種、ツルウメモドキ

2010年8月13日金曜日

ト音記号のスープ


高校時代、音楽部に所属していました。(前にも書いたことありましたね。)
音楽部といってもバンドや楽器演奏ではなく、活動のほとんどは歌…合唱で、大会にも出場せず、年に一度の定期演奏会を一番の目標に活動していました。
音域が狭く、声も良くない私のパートはアルト。
合唱を経験したことのある皆さんはご存じだと思うのですが、アルトがメインパートを歌うってことは、まずない。そして、出番が他のパートに比べ、少ない。。。つまり、地味。
で、アルトメンバーは暇にまかせて、よく勝手な振り付けをしたり、だらけたりして指揮者に叱られたり顰蹙をかっておりました。
でも、アルトが抜けると、ちょっと気が抜けた感じになるというか、音に深みが無くなるんですよね。そう、実は大事な役割を果たしていたのです。
あれ?これと似た存在が花にもあるなー、と気づきました。それは下草(したくさ)、そして足もとに挿すグリーン。 グリーンを器の口(作品の足もと)に添えることによって器との一体感が出来て全体が引き締まる。下草の敷き方で作品の趣が全く変わる。主役になることはないけれど、すっごく重要なんですよね。。。おー、アルトもグリーンもなかなかやるじゃん(笑)となんだか嬉しくなりました。

サテ、この音楽部、卒業以来、毎年会を開いて集まっています。
○○年たった今も。。。
写真は今年の会が行われたレストランで出てきたカボチャのスープ。
一人一人違う絵柄が描いてあり、その中の一つにト音記号があって、音楽部メンバーは大感激!
食事のあとは仲間の一人のお家にお邪魔してお茶会。お家のドアにまたもやト音記号を発見!思わず撮影してしまいました。
♪素晴らしい友達同士はちぎれた雲のように、また広い空のどこかでめぐりあえるでしょう。
♪素晴らしい友達同士は分かれた川のように、また広い海のどこかでめぐりあえるでしょう。
(部員が詞と曲を作って定演の最後に唄った歌、「風に吹かれて」より)
詞:Yuki A、曲:Miwa E

ほんと、この歌の通りになりました。
音楽部の仲間たちに感謝します。