2013年6月27日木曜日

雨の季節

梅雨らしいお天気が続いていますね。
この時期は紫陽花とともにクチナシも美しくて、目を楽しませてくれます。
クチナシを見ると、つい心の中で唄ってしまう曲があります。
それはあの、♪いーまではゆびーわもーまーわるほどー♪の『くちなしの花』
ではなく、高校時代、定期演奏会で唄った合唱組曲『美しい訣れの朝(あした)』の中の『くちなし』です。

当時私はクチナシがどんな花かも知らず、歌詞から想像を膨らませていました。
というのもこの曲では、病床の女性が衰弱していく自分の身体をクチナシの花が腐っていく様にたとえていて、10代にはかなり衝撃的な内容でした。
あとになってクチナシがこんなに美しい花と知って、すごくいとおしく感じたのをおぼえています。
「どうかいつも空を見上げて。お願い。。。」という夫へのメッセージで組曲はしめくくられます。
ひとりの女性の死という重いテーマを歌ったものですが、美しい作品です。

雨が続くとついつい足元にばかり気を取られてしまいますが・・・そんな日こそ空を見上げよう。

2013年6月7日金曜日

紫陽花と応援歌


梅雨に入り、紫陽花の綺麗な季節になりました。
じめじめは苦手ですが、紫陽花のおかげでこの季節もよいなー、と思えます。
写真は有楽町マリオン前で見つけた紫陽花。にじんだ赤紫と青がとてもきれい。

下は先週の稽古の後にちっちゃく生けかえたもの。
紫陽花、一週間経って少し疲れたかな?いやいや、まだまだ頑張ってくれています。
ちなみに舞台装置(?)は去年のパルテール展のために作った”キャンバス縫い付け花器”。
展示会後も我が家で大活躍です。

話はガラリと変わりますが、先日NHKの『ラジオ』というドラマを見ました。
女川が舞台という事で、地元贔屓にならぬよう、かなり厳しい目で見たつもり。
すごく良かった。
被災地に住む人にも、そうでない人にも、伝わるドラマだったと思う。
流れていたTHEイナズマ戦隊の『応援歌』はストレートに心に響く、めちゃめちゃ男前の曲。

しっとりとした静の雰囲気の紫陽花と、熱くてグッとくる『応援歌』。。。両極だったかな?
でも、どちらも my favorite thing です。