2013年5月18日土曜日

根津美術館の燕子花

毎年この時期になると、南青山の根津美術館で尾形光琳の燕子花図屏風が展示されます。最終日が明日とせまった18日土曜日、行ってきました。

青と緑の絵具のみを使って意匠化された燕子花を堪能した後、庭園の燕子花も楽しみました。
GWのころが見頃だったようで、花が終わったものもありましたが、光琳の燕子花を頭の中で描きながら歩きました。
燕子花の名前の由来は花汁を布にこすり付けて染色したことから「書きつけ花」が転訛したものと言われています。
庭園の中にあるNEZU CAFEの窓から。
日ごとに新緑から深い緑に移り変わっています。
ら衣
つつなれにし
ましあれば
るばる来ぬる
びをしぞ思う
(伊勢物語 カキツバタの文字が詠み込まれています)

また来年、時間を作って見に行きたいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿