毎年この時期になると、南青山の根津美術館で尾形光琳の燕子花図屏風が展示されます。最終日が明日とせまった18日土曜日、行ってきました。
青と緑の絵具のみを使って意匠化された燕子花を堪能した後、庭園の燕子花も楽しみました。
GWのころが見頃だったようで、花が終わったものもありましたが、光琳の燕子花を頭の中で描きながら歩きました。
燕子花の名前の由来は花汁を布にこすり付けて染色したことから「書きつけ花」が転訛したものと言われています。
庭園の中にあるNEZU CAFEの窓から。
日ごとに新緑から深い緑に移り変わっています。
から衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
たびをしぞ思う
(伊勢物語 カキツバタの文字が詠み込まれています)
また来年、時間を作って見に行きたいです。
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